【真似するだけ】天才たちのライフハック
同期に効率の良い仕事ぶりをする人がいて、
こっそり見て真似て
「なるほどそういう方法があるのね」と
しれっと自分のものにしていました。
自分の要領の悪さには嫌気がする。
だけど人のいいところは見つけられるし、
取り入れてしまう素直さを持っている。
そんな人に必ず役に立つ一冊です。
自分に無い習慣は人から真似してしまいましょう。
今回は、
1.習慣は人生を変える
2.天才たちのライフハック概要
3.天才たちのライフハックを読み終えて
3項目で解説します。
1.習慣は人生を変える
天才たちはそれぞれ独自の習慣を持ち、
その積み重ねによって結果的に偉業を遂げていました。
・アイデアを出すには?
・効率よく仕事をするには?
アイデアを生み出せるようになりたいなら
毎日5分と決めて考える時間を作ること。
効率よく作業をする為に、
単純作業には音楽をかけて生産性をあげること。
あなたが欲しがる能力を持ち、
成果を出してきた天才たちは、
その能力を最大に引き出す訓練を毎日していたのです。
「サイエンティフィック・アメリカン」によると、
大人の知的能力の60%は先天的なもので、
40%は後天的なものだという。
習慣は繰り返し行われることで、
成功への近道を生み出したり、
驚くほど生産性を上げてくれる魔法の道具だ。
最近では、毎日の小さな行動で、
人生に大きな変化をもたらすテクニックを
「ライフハック」と読んでいるが、
圧倒的な成功を収めた天才たちが、
ライフハックに使った道具こそ、習慣だったといえる。
(本文より)
2.天才たちのライフハック概要
【本の構成】
○偉人名
○生年月日
○職業
○その人の功績や人柄、人生史
を含め
偉人1人につき一つ、
その人が行っていた習慣が紹介されています。
一章◎集中力を強化するライフハック
三章◎仕事の生産性をあげるライフハック
四章◎ストレスに打ち勝つライフハック
五章◎学び、自らを高めるライフハック
目的から探しても、
尊敬する偉人名から探しても楽しんで読めます。
また、読み進めていくと
偉人自身への興味関心も刺激されます。
88人もの偉人とライフハックが取り扱われ、
どんな出来事があったからその習慣に至ったのか
あなたと同じ悩みや同じ信念をもつ偉人
必ずあなたにインパクトを与える人に出会えます!
例えば、
「この仕事が最後」と考える
ドフトエフスキー 1821-1881
(19世紀のロシアを代表する文豪)
彼が「この仕事が最後」と考え
常に全身全霊で執筆に臨む姿勢は、
自身が直面した事件がきっかけでうまれました。
銃殺刑を宣告され死の危機に面したときに、
「もし絶命を免れたなら私は残りの人生を
1秒たりとも無駄にしない」と考えました。
兵士が銃を発射しようとしたまさにその時
皇帝が彼らの刑を減刑すると知らされます。
死刑を免れたドフトエフスキーは
4年間の重労働に耐え、
その間は作品の構成を練り続けました。
その後に発表した作品が、
常に遺作だと思い続け綴った作品に
興味しか湧きません!!
ドフトエフスキーの魂のこもった作品を
必ず読みたいと思います。
3.天才たちのライフハックを読み終えて
一章の集中力を強化するライフハックを
Kindleの試し読みで丸々読みました。
すると、なんとタメになることか!!
一章だけでも読む価値があります!
・無駄な選択をしない為に小さなことは決めてしまう。(毎日の洋服選びを無くす)
・昼食の時間さえ惜しく簡略化する
など合理的に無駄を省く様子に、
いかに自分が無駄な時間を過ごしているのか
見直す必要性を感じました。
また、その意識の高さを実感します。
彼らはそれを意識が高いとも考えず
自然にやってしまうのです。
アイデアに行き詰まったとき
勉強しなきゃいけないことがあるのに集中力が保てない
など、困ったときの答えを探す感覚で読みます。
天才すごいな
天才の真似してみるか
やる気が欲しいときに何度でも読み返したい一冊です。