人生のターニングポイントに観たい「クロワッサンで朝食を」
昨日のマイ・インターンに続いて、
日曜日の午後は温かいお茶を飲みながら
映画を観ることにしました。
心機一転がんばりたい!という気持ちがあり
同じような境遇の映画を選びました。
映画や本って、そのときの心境や状況で
選ぶジャンルが変わりますよね☺️
それでは、
「クロワッサンで朝食を」の感想を
お伝えします。
本日のもくじ👇
まずは、あらすじから。
1.あらすじ(公式ホームページより)
主人公のアンヌはエストニアで母を看取ったばかり。
そんなとき、パリでの家政婦の仕事が舞い込む。
悲しみを振り切るように、憧れのパリへ旅立つアンヌ。
しかし、彼女を待ち受けていたのは、
高級アパルトマンに独りで暮らす、毒舌で気難しい老婦人フリーダだった。
フリーダはおいしいクロワッサンの買い方も知らないアンヌを、冷たく追い返そうとする。
アンヌを雇ったのは、近くでカフェを経営するステファンで、
フリーダは家政婦など求めてはいなかったのだ。
だが、遠い昔エストニアから出てきたフリーダはアンヌにかつての自分を重ね、
少しずつ心を開いていく。
やがてアンヌは、フリーダの孤独な生活の秘密を知るのだが──。
歩いてきた道も現在の境遇も全く違う2人が、
反発を経て固い絆で結ばれる──
大人のおとぎ話のような設定に見えて、
リアルな感情に胸を揺さぶられるのは、
ラーグ監督の母親の実話を基にしたストーリーだから。
誰にでも訪れる人生のターニングポイントに、
新たな世界へ踏み出す勇気をくれる、
優しいパワーに満ちた感動作。
2.「クロワッサンで朝食を」はこんなときに観たい
私のように、映画にそのときの自分を重ねるなら
✅人生のターニングポイントに
✅上京するとき
✅孤独を感じたとき
勇気をもらえる作品です。
そして、純粋に映画自体を観るのなら
✅パリの暮らしを知りたい
✅パリのファッションを知りたい
そんな方にぴったりです♡
3.「クロワッサンで朝食を」単語3つで紹介
▼ルーティン
タイトルの「クロワッサンで朝食を」🥐
これは、フリーダのルーティンです。
何か自分の中で決め事がある人って、
それだけでかっこよく見えて憧れます☺️
いつも大きなベッドの左側にいるフリーダ。
エストニアの風習が抜けずに靴を履き替えるアンヌ。
それぞれの登場人物のルーティンに注目してみると
人物像がより、掴めます。
▼恋愛観
フリーダとアンヌの全く違う恋愛観が
おもしろいんです。
同じエストニア出身でも、
すっかりパリに染まって洗練されたフリーダと
田舎者っぽさが抜けないものの自分の信念を大切にするアンヌ。
2人の違いはどちらも魅力的です。
▼ファッション
フリーダがアンヌにプレゼントしてくれたトレンチコート。
そのシーンをきっかけに今まで田舎っぽかったアンヌが
とても上品に見えてきます。
ショーウィンドウに映るパリのファッションや、
CHANELが光るいつもお洒落なフリーダのファッションにも注目です。
4.まとめ
物語は全体を通して孤独感を強く感じました。
結婚した夫も頼りなく、母を亡くし
我が子たちももう傍にはいてくれない。
そんな状況と雪の降りしきるエストニアの街並みが
しばらく頭から離れず、アンヌと同じように
暗い気持ちになりました。
心機一転パリに向かうもそこでもうまく行かず
私も落ち込みました。(笑)
新しい土地でうまくいかない経験、
痛いほど自分と重なります。
この映画が希望をくれるのは、
見終わってから少し時間が経ってからでした。
一通り見終わって、アンヌとフリーダが心を通わせたシーンを思い返す。
そうしてやっと前向きに捉えることができます。
みなさんの目にこの作品はどう映るのでしょうか。